2017年03月24日

聖徳太子憲法を読む 神職憲法十七条②

神職憲法十七条②

 ところで、一万年前の人骨を調べたデータをみますと、日本人は三十歳以上生きた人はいないそうです。その頃の人々は生きていることの厳しい条件に耐えねばなりませんでした。想像を絶するものだったでしょう。静かな朝が来て、輝き昇る太陽に手を合わせ、拍手打って今日の無事を願い、タ陽に感謝の祈りを捧げたのは自然の形でした。

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日本のもともとの神道は、宗教ではない、理屈なく自然に仰ぐ、ということなのでしょうね。
次回から条文のご紹介です。

また来週、金曜日に更新いたします。

2017年03月17日

聖徳太子憲法を読む 神職憲法十七条①

神職憲法十七条①

 神職憲法に入る前に……、私が「神様」と言いますと、『お客様は神様です』のフレーズを思い出す方がいらっしゃるようなので、少々脱線をしますが、これについてお話をします。

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補足いたしますと、”お客様は神様です”の”お客様”というのは、三波春夫の歌を聴いてくださっているお客様、聴衆のことです。
飲食店やコンビニのお客様でもなければ、タクシーやバスの乗客でもありません。
”お客様は神様です”は、三波春夫がお客様の前で藝を披露するときの信条を表現したもので、三波春夫と聴衆との関係に限ってのこと、です。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年03月10日

聖徳太子憲法を読む 鼎の法道 儒士憲法 第十七条

鼎の法道 儒士憲法 第十七条

『神學は竪に三部ありて三元を総え、横に五鎭ありて六合を摂め、
汝の始めを明し、汝の今を治めむ。
佛學は竪に三學ありて五乗を導き、横に三諦ありて萬法を束ね、
汝の終えを教え、汝の今に應えり。
儒学は竪に五倫ありて人世を立て、横に五常ありて人道を修め、
神佛の始終に背かず。
共に理の絶極にして、挑み絶つべきに非ず。』

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ムズカシイ条文ですね。
三波春夫は、太子の思想の根本なのだと言っていますが、学問は偏らずに広く大きく学んで真実を掴むことが大事なのでしょうね。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年03月03日

聖徳太子憲法を読む 籠の品道 儒士憲法 第十六条

籠の品道 儒士憲法 第十六条

『孔子は西方の聖人をたたえり、老子を龍なるかと美る。
然るに儒を學んで非るを以て務めとなし、或は寓言と言う。
孔子は聖人なり。列子は眞者なり。何ぞ餐に娩いて詐らむや。
老子は古儒にして沖莫の聖なり。無為の道體を説えり、
釋佛は天服い神も伏う尊なり。人間の測るに下ず、
誹るは是れ諍いは即ち騒の根なり。』

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ハッキリ、キッパリとした条文でした…。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年02月24日

聖徳太子憲法を読む 水の時道 儒士憲法 第十五条③

水の時道 儒士憲法 第十五条③

 後に日霊女女王が天照大神と尊称されたのは、神武天皇のお祖母さまで皇室の御先祖に当たるからですが、饒速日尊の娘・ 伊須気依姫が神武天皇の皇后となっておられますので、この御祭神も皇室の御先祖です。現に宮中祭記の行事の中には命日の十一月二十二日の夜、この尊の御魂を鎮めるお祭りがあるそうです。

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遥かな昔といえど、そこに人が生きて暮らして、代々の歴史が築かれて来たのですよね。
三波春夫いわく、「歴史とは、どこを切っても人間の血が噴き出すもの」。
歴史に大いに学びましょうよ、と、本を書いたのでした。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年02月17日

聖徳太子憲法を読む 水の時道 儒士憲法 第十五条②

水の時道 儒士憲法 第十五条②

 では、ここで少々、大物主という人のお話を致します。

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天照国照大神彦天火明奇甕玉饒速日尊は、あまてらす くにてらす おおかみひこ あめのほあかり みかくしだま にぎはやひのみこと と読みます。
この続きの解説は、次回に続きます。
また来週金曜日に更新いたします。

来週21日夜のNHK「うたコン」では、三波春夫の長編歌謡浪曲『元禄花の兄弟 赤垣源蔵』を山内惠介さん、三山ひろしさんがお二人で歌い語られます。

ぜひご覧ください!

2017年02月10日

聖徳太子憲法を読む 水の時道 儒士憲法 第十五条①

水の時道 儒士憲法 第十五条①

『後儒は神を陰陽の霊と謂う。
故に常の弱に鎮座することなしと云い、又、
魂は氣血の精なりと謂う。故に議りて死魂は散滅すと思う。
是れ人間の理量にして、神悌仙の見知に非ず。
鎮座を無みする則は、三輪 五瀬の立つ所を知らず。
魂、散滅する則は芳野、蒐挟、ここに何ぞ立たむ。
然るときは神に誓い、祇に服うも並び立たず。
政は其の堅きを失わむ。 』

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このように、神様、御霊の在り方などが太子憲法に明記されているのですね。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年02月03日

聖徳太子憲法を読む 天の公道 儒士憲法 第十四条

天の公道 儒士憲法 第十四条

『學を為す者は須らく先儒に學んで後儒に依らざるべし。
先儒は鬼人に見えて黄泉を知る。これ古史の載する所なり、
故に人は伏って逸ならず、吾が神に背かず。
然るに後儒は鬼を歸と曾わせ野土と謂い、神を申すと解き空虚と言う、
未だ歸極の鬼と申と元神を察かにせず。
しかも大いに鬼魂冥府を發く。ああ、唯古史を破るのみに非ず。
天有を破り、人極を破り、鎭實を破り、政元を破る。
是れら傍に排けて政を顧みざるなり。』

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「もともと」のもの、が、そのままに伝わるのは、とても難しいと思います。条文の大きなテーマから、急にワタクシゴトになりますが、私が『三波春夫』を皆様にお伝えする仕事をする上でも、よくそう思うのです。お伝えする機会ごとに、許される範囲で私が監修させて頂くのは、ウソやマチガイが伝わってゆくのを防ぐためです。ですから、三波春夫の歌藝を知って頂くために働いて貰っている「ハルオロイド・ミナミ」の歌についても、エクシングのスタッフと、テイチクの三波春夫担当のディレクターと私で、『三波春夫』を伝達出来るクオリティーにこだわって、制作しております。しかし、これも時間が限られたことでございますが…。
どんなことでも、改ざんされる以前のものに触れ、知っていくべきだと実感します。

そして、関連させてお知らせします!
三波春夫の「長編歌謡浪曲」を歌い継いでくださるので、私もアドバイスさせて頂いている歌い手さんが、5日夜のNHKBSプレミアム「新・BSにっぽんの歌」で、「長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃」をフルサイズで歌われます。
ぜひ、ご覧ください!!

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年01月27日

聖徳太子憲法を読む 地の徳道 儒士憲法 第十三条

地の徳道 儒士憲法 第十三条

『古儒は知りたるなり。
天に帝神ありて變あり、地に后衹ありて化あり、
人に霊魂ありて奇あり、物に精霊ありて怪あり。
皆天有なり、聖人は天有を立て人常を治む、
故に泰平を致して宗源に差わず。
頃の儒は神佛の通妙を損て虚す。
又、有に如って有りと為す則は、法も立ち人も伏がわむ、
有を劫めて無しと為す則は、法も揆れ人も逸ならむ。
故に皇制を弱め神力を抜く、
是れ政を知らず、只己を立てるなり。』

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三波春夫の神仏への心構えは、「敬って恃まず」。
敬うけれどもアテにしない、自分の人生は自分の責任、というものでした。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2017年01月20日

聖徳太子憲法を読む 車の司道 儒士憲法 第十二条

車の司道 儒士憲法 第十二条

『神在ますが如しと謂うはここに亡きを以て、
ここに在りとなす句の氣なり。
是れ幽精冥霊を紫に歸し黄に歸すを祭る國の方なり。
吾國は、天降ります神、地生れます衹。
開闢このかた鎮座すは、幼児と雖も知らざることなし。
頻説施さば、恐らく鎮座を疑わしむ。
齋元国に於いて講説すること勿れ。』

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自分の国の元々からの姿勢は、そんなの古いよ~と言わず、知っておくべきで、それを学んでおこうという意識は大事。
そういう考え方を、父はしておりました。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。