2016年05月20日

聖徳太子憲法を読む 竹の官道 政家憲法 第六条

竹の官道 政家憲法 第六条

『法度を立つるの道は、先ず上の罪を断つにあり。
上、仁 を盗むときは、下 財を盗まん。
上、公を枉るきちは、下 訴をを枉まん。
上、盗に居りて、下 の盗を刑すれば、日、千頭を刑
ると雖も賊の竭ること無し。
上、枉に居りて、下 の枉みを制えれば、月、萬口を獄
ぐと雖も罪は絶えること無し。』

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 タイムリーな気がフトいたします。役人を束ねるトップの人は特に心すべきことで、この時代にもう、書いてあるじゃありませんか、ねぇ。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年05月13日

聖徳太子憲法を読む 鏡の智道 政家憲法 第五条

鏡の智道 政家憲法 第五条

『政を為すは寛大を善とせよ。
佳美の法度は尚これ無きに如かず、況んや苛荐の法度に
於いておや、愚豪なる主宰泰平に為さんと欲んで、
蒼思いに任せて、恣に数の條を設く。
民は其の法に迫られて勞て、事は其の制廉に自り出ず、
遂には異積りて風塵を起こすにいたる。
唯、箇の仁と恕のみ泰平に致さむ。』

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政治家の方々にぜひ知って頂きたい太子憲法。
まだまだ続きます!

来週はまた金曜日に更新いたします。

2016年04月22日

聖徳太子憲法を読む 臺の政道 政家憲法 第四条

臺の政道 政家憲法 第四条

『人情は先に聞くに偏く、故に其の片を先とせざれ。
上と下の訴は、其の罪大底上に有り、
下をのみ囚る則は上は驕り罪は絶ず亂れ茲に發る。
縁を便の訴は、非は必ず政者に有り、
頼に傾く則は政の正を失う。
貧と富の訴は、其の誠の諸は貧に有り、
規さざる則は悲嘆は一に止どまらず。
非政發らば、天下皆晦み何ぞ以て萬機を理めん。』

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聖徳太子の時代~勝海舟の時代~この本が出版された1998年~現在。
この長い年月の間、不変の真理であり、まだ全面的には適わぬ真理です…。

では、次回は5月13日に更新いたします!
が、その前の5月10日20:00~20:54 BS11「あのスターにもう一度逢いたい」は、
三波春夫の巻、です。
ぜひ、ご覧ください!!

そして…、5月11日頃から書店に並び始めますが、
三波美夕紀 著
『昭和の歌藝人 三波春夫――戦争・抑留・貧困・五輪・万博』
(しょうわの うたげいにん みなみはるお)
が、さくら舎という出版社から発売となります。
「三波春夫」をより知って頂きたいと思い、書きました!
お買い求めくださり、お読み頂けましたら有難く存じます。
よろしくお願いいたします。

2016年04月15日

聖徳太子憲法を読む 月の禮道 政家憲法 第三条

月の禮道 政家憲法 第三条

『天は尊しといえども旋りつつ地を包んで譲なす。
若それ高きに亢ぶりて、上に昇る則は天の度に非ず。
地は元より卑して定まり、天を仰いで節をなす。
然るに、定めに反きて下、反す則は地の方を失う。
人は中に在りて、天地の倫に應を法となす。
故に、王者は節を丈て政を底す。
臣庶は敬い格し命に降うべし。』

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良い、「上」の人でありたいし「下」の人でなくては!
ドコにあろうと、謙虚に頑張りましょうっ。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年04月08日

聖徳太子憲法を読む 斗の順道 政家憲法 第ニ条 (2)

斗の順道 政家憲法 第ニ条 (2)

 怒りの原因は、新羅国への遠征軍二万六千人を天皇の名の許に筑紫国まで宰相馬子が進めたことです。この遠征軍については、太子の弟君が二人、後に総大将に任命されていますから、国家の方針として決定されたものでした。結果としては筑紫港から渡海する前に取り止めとなりましたが、新羅に対する威圧の効果は大でした。しかし崇峻帝は、心の中ではおもしろくなかったようです。

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 「心の無い政治を行えば、国が乱れる」という条文でした…。
 では次回は第三条へ。

 来週金曜日に更新いたします!

2016年04月01日

聖徳太子憲法を読む 斗の順道 政家憲法 第ニ条 (1)

籠の品道 通蒙憲法 第十六条

『辰宿星は天の君なり、公に位し公の度となって
天に仁く轉る。
幹支禽は地の臣なり、忠しく列り忠しく行って
地の義と定まる。
是れ人君人臣の理なり。故に王者は公政に仁を化す。
臣連は忠義に事え奉れ是れ天の道なり。是を以て下の事は
命を守るにありて私に過る則は定んで刑被れむ。
上の政は天に宛うしかれども過る則は匹夫にすら負かれむ。
故に過ちはすみやかに改めよ、改めざれば逸の政になり
驕の法とならむ。』

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 この続きは次回に…。

 また来週、金曜日に更新いたします。

2016年03月25日

聖徳太子憲法を読む 琴の和道 政家憲法 第一条

琴の和道 政家憲法 第一条

『政を為す道は、獨り天の理に止どまるべし。
志を孤なして好嫌を絶ち、我を孤なして黨讐を離れよ。
好む黨の非は、耳之れを理と化し、悪む讐の理は
口之れを非と化す。
故に好と悪を絶って、物と融を致し黨讐を離れて、
政を和に歸すべし。
物と政に融和すれば兆民理まらむ、兆民理まりて、
天下平なり。』

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 上記の文章を、国会議事堂のロビーに貼って置いてくださいませんか、ね…。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年03月18日

政家憲法十七条

 太子が政治家に対して述べられた条文は、さながら現代の政界の動きを見通しておられるように感じます。

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 「政家憲法」ご紹介に入る前の序文です。
 昔々の国の政治・行政について、と、太子の心。
 注釈も含めて、よく読み返しておこうっと…と思う本日分でした。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年03月11日

聖徳太子憲法を読む 鼎の法道 通蒙憲法 第十七条

鼎の法道 通蒙憲法 第十七条

『篤く三法を敬え、三法とは儒釋神なり。
則ち、四姓の總の歸にして萬國の大宗なり。
何れの世、何れの人か、是のごとき法を貴ばざる。
人には、尤も悪は鮮し能く教かば之れに從う。
三法に歸せざれば何を以て枉を直さん。』

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 『大きな事故が起きたりすると、実際には大事なツボが、まるで分かっていなかったのかと驚かされることがあります…』
 3月11日という今日に、この文章は心に響きます。

 第二条の解説にもありましたが、「篤く三法を敬え」は仏教を篤く云々…と言っているのではない、という解説をよく理解したいと思います。

 公務員に対しての条文は本日でオシマイです。
 次回からは、政治家に対する条文です。

 来週金曜日の更新を、お楽しみに!

2016年03月04日

聖徳太子憲法を読む 籠の品道 通蒙憲法 第十六条

籠の品道 通蒙憲法 第十六条

『大事は之れ獨にて斷めざれ。
必ず衆と與に宜しく論すべし、
小事は是れ輕し必ずしも衆するに足ばず。
唯、大事を論めるに逮びては、或は癡かにして失あらむ。
故に衆と與に相い辭り辨あえ、則ち理を得べし。』

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 自然の秩序、人の秩序…。
 そうあらねば成らぬこと、が、最近は甚だしくビックリするほど失われてゆくので、またビックリ…。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。