2016年07月22日

聖徳太子憲法を読む 天の公道 制家憲法 第十四条

天の公道 制家憲法 第十四条

『王者、政を為すは吾れの政にあらず是れ天の政なり。
 宰職、政を奉るは吾れの政にあらず是れ帝の政なり。
 吾れに非ざるを以て吾れに非ずと為し、
 敬みを致し誠を致すときは己なく罪はなし。
 吾れに非ざるを以て吾れに有りと為し、恣に作い卒り作すときは、
 上の一の恣下っての千の痛みと成り、
 上の一の卒降って下の萬の困みと成る。
 災は是れ自ら起る。』

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 ラストの方の「役人たちの一つのタワケゴトが、万人の苦しみとなる」は、今、目立って見える一文ですね。
 タワケゴトをしている自体に腹が立つ上、マスコミを通じて毎日毎日繰り返して聞かされ、見させられるのは、ホント苦しいですよねぇ!
 皆様、まっすぐ生きて、仕事して頂きたいぞ!です。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年07月15日

聖徳太子憲法を読む 地の徳道 政家憲法 第十三条

地の徳道 政家憲法 第十三条

『宰職政を奉るときは、義に止て己を無になせ。
 學ぶに禮樂を以てし、勤めるに奉行を以てせよ。
 天皇の治御にあらざれば原く所なく、
 國家の安全にあらざれば議る所なし。
 道心あらざれば腹に實すこと無く、
 忠心あらざれば體に實ること無し。
 慮う所は宗廟の危うきにありて、我が家のことにあらず。
 顧る所は黎民の苦しみにありて、我が身のことにあらず。
 公を實じ、私を虚して、其の果を案ざれ。』

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本日の条文を読んで、私達の心にグサッと刺さる思い…。
いや、何もしていない私達がグサっと来なくていいわけですのにね!
政治家の方々、よく読んでくださーい!

ではまた来週、金曜日に更新いたします。

2016年07月08日

聖徳太子憲法を読む 車の司道 政家憲法 第十二条②

「咄嗟にどうしたらいいのか分からなくなって、頭を下げることも手を動かすこもとできなかったんですよ」

と、その出来事を語る永さん。

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次回は、政家憲法第十三条です。

また来週金曜日に更新しますので、よろしくお願い致します。

2016年07月01日

聖徳太子憲法を読む 車の司道 政家憲法 第十二条①

車の司道 政家憲法 第十二条

『主上政を為すは、仁に止めて我れを無となせ。
學ぶに、天の度、地の行、人の法を以てし
之に理て、吾が先皇の蹟を践み、臣を先賢の蹟に導き、
天の天下を安んじ、
天の兆民を樂くす。
天は自ら御し無為に歸らん。
かく虚莫を御すれば王道隆えん。』

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このあとの永六輔さんの御様子については、次回に。

また、来週金曜日に更新いたします。

2016年06月24日

聖徳太子憲法を読む 日の主道 政家憲法 第十一条

日の主道 政家憲法 第十一条

『叛乱の本は國の乏しさと、民の貧しさあり。
國を乏しくし、民を貧しうするはこれ財を官庫に秘し
米を官蔵に蝕しむるにあり。
夫れ、蓄欲の國に住まんよりは寧ろ驕誇の國に住まわむ。
蓄欲の世には貸上って都宮に隠れ、驕誇の世には貨下って
郷扉に流る。
富める民は、己の躬、子孫の樂さを惜む。
故に、愼みて制命を畏れるも、貧しき民は恨みて
我れ尚、惜しむに足らずとなす。なんぞ制命を畏れむや。』

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「人の誇りに生きよ。特に上に立つ政治家は……」ですと!
本当に、声を大にして”頼みますよ!”と言いたい私達、ですよね。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年06月17日

聖徳太子憲法を読む 花の事道 政家憲法 第十条

花の事道 政家憲法 第十条

『米粟を多くする本は、之れ五事の非無きにあり。
これ、君に畜臣無く、民に遊族無く、
國に荒圃無く、政に苛性無く、祭に悋修無きことをいうなり。
畜臣を要るときは廻寶を促り。
遊族を置くときは殻功を費す。
荒圃を捨るときは田畠を徴す。
苛制を下すときは逋れて耕す。
悋修を行うときは風雨に変む。
焉んぞ米粟多からんや。』

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『腹黒い役人を用いると、国に通用する財宝を、自分の倉にばかり集め…』ですって。
そんな人、多く、思い当たるところ、ありますねぇ。

『荒地を放っておけば 田畑少なく、厳しい法律を出せば、人民は逃げて耕さず…』
放っておかざるを得ない農地、の問題もありますねぇ。

太子憲法の条文は、「そうしないと、人間社会というものは、悪い結果になるよ」の含みがありますが、どの条文を読んでも、その「結果」が、現代のような気がして…。
聖徳太子憲法が発布されて以来、きちんとやって来ていればよかったのに、ですねぇ。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年06月10日

聖徳太子憲法を読む 龍の謙道 政家憲法 第九条

龍の謙道 政家憲法 第九条

『國を安んずるの本は、五圖の多にあり。
其れ、厥の多きことは米粟の多きにあるなり。
人の世は、衣食木器財の圖に立つ、
然るに食らうに粟少なくば何を以て、田を耕し、蠶を養い、
木を伐り、金を堀り、器を造らしむるや。
悪ぞ、之れを豊かに作らしめ戸に足らしむることをえんや。
米の直銭多ときは、五の直も之れに随て多からむ。
鮮きを以て多を買うときは世の立つ所を失い、民はここに困しみ、
國もここに危うし。』

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昔話の世界ではなく、現実の日本の姿がこうだったんですよね。
まったくもって何も足りてはいないのだけれど、自給自足で一所懸命な状況が、ふと羨ましい気がしてしまいました…。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年06月03日

聖徳太子憲法を読む 契の信道 政家憲法 第八条

契の信道 政家憲法 第八条

『刑を行うは、政で重きことなり。
以て、之を輙くおこなう則は、先皇の道を失う。天の瞠る
所は専ら、此れ政者にあらむか。刑は、
不孝を一と為し、不梯を二と為し、
不忠を三と為し、不義を四と為せ。
孝悌すたれ、忠義亡ぶ、忠義亡んで亂賊満つ。無道の君者
は、亂賊を悪んで乃れを刑するも、之れ不孝を赦し置くは、
刃を折と雖も治を得ず。あに本亂れて其の末治ま
らむや。』

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不孝は、親に対して。不悌は年長者、不忠は君主、不義は人の道、それぞれに反することを言うようです。
分かりづらいですが、条文の意味するところを噛みしめてみると、ちょっと分かって来ます…。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年05月27日

聖徳太子憲法を読む 冠の位道 政家憲法 第七条

冠の位道 政家憲法 第七条

『正政の要は良哲を尋ね索して用い得ることにあり。
仁徳無き者は、諸の好に偏れん。
勇徳無き者は、諸の威に怖れん。
義徳無き者は、諸の賂に迷わん。
智徳無き者は、諸の巧に幻らまされむ。

是れ四徳、有るは賢なり。賢は得ること難し。故に一徳に
合う者を賢に代えよ。主上、賢を好みて一徳の者を得うる
は賢もまた来たらむ。』

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仁・勇・義・智を持った良哲が、政治を、是非是非。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。

2016年05月20日

聖徳太子憲法を読む 竹の官道 政家憲法 第六条

竹の官道 政家憲法 第六条

『法度を立つるの道は、先ず上の罪を断つにあり。
上、仁 を盗むときは、下 財を盗まん。
上、公を枉るきちは、下 訴をを枉まん。
上、盗に居りて、下 の盗を刑すれば、日、千頭を刑
ると雖も賊の竭ること無し。
上、枉に居りて、下 の枉みを制えれば、月、萬口を獄
ぐと雖も罪は絶えること無し。』

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 タイムリーな気がフトいたします。役人を束ねるトップの人は特に心すべきことで、この時代にもう、書いてあるじゃありませんか、ねぇ。

 ではまた、来週金曜日に更新いたします。